
CLS Japan本部
状況対応リーダーシップ®研修
状況対応リーダーシップ®の主な特徴
- 複雑で感情的になりやすいパフォーマンス(仕事振り)の問題を、いくつかのシンプルな記号だけで話し合える。
- 記号化されているので、だれとでも共通言語、共通スキルとして理解しあえる。
- 覚えやすく、すぐに学習できる。だれでも繰り返し行動できる。
- 40年にわたる行動科学理論・モデルを背景にしたロジカルで実用的。
- 「人間には成長の可能性がある」というポジティブな考えが前提にある
- 同じ状況に立てば、同じ行動をとることができる(行き当たりばったりを防げる。自分の行動に自信を持てる)。
- リーダーの感じ方、フォロアーの感じ方の両方をとらえられるように構成されている。
- 複数の言語でリーダーシップ教育できる。
状況対応リーダーシップ®は・・・
とも呼ばれます。
リーダーを取り巻く状況ととるべき行動をわかりやすくモデル化
経営環境や雇用環境が急激な変化を遂げている昨今、職場のみならずあらゆる組織で、有効なリーダーシップのとれる人材の育成が求められています。有効なリーダーの行動は、これまで考えられてきたように唯一最善の特定化された行動様式ではなく、状況によって変化するものです。
リーダーにとって“状況”とは、フォロアーそのものではなく、課題についてのフォロアーの準備度(readiness:レディネス)だといえます。このフォロアーのレディネス(自律度)は、課題に対する能力と意欲によって判定されます。リーダーの行動は、指示的(主導的)と協労的(支援的)行動の組合せであり、これら2種の行動の組合せによってリーダーシップ・スタイル(リーダーの行動様式を変化させることができます。 「状況対応リーダーシップ®」は、リーダーを取り巻く状況とリーダーシップ行動をわかりやすくモデル化したものであり、このモデルを使って誰でも効果的なリーダーシップを容易に身につけることができます。
実践的な指針が与えられない従来のリーダーシップ論
従来のリーダーシップ論の多くは、歴史上の偉人や英雄、○○型、××タイプといった類型化されたものをモデルとし、唯一最善のリーダーシップ像を前提とするものでした。最近のリーダーシップ論も変革型、ビジョナリー等、変化に対応するリーダーシップの重要性が指摘されていますが、行動モデルに落とし込まれたものはほとんどありません。これでは、類型化されたタイプと同じリーダーシップ・スタイルをとらなければ効果的なリーダーシップは実現されないことになってしまいます。
状況対応リーダーシップ®は、習得可能な社会的スキルとして、一部の有能な者だけがリーダーシップを発揮するのではなく、だれでもS.L.モデルを学習し、スキルアップ練習すれば効果を出すためのリーダーシップ・モデルです。状況対応リーダーシップ®は、「過去のリーダーシップの成功例を理想的に説明する」のではなく、実際に「これからどのようなり一ダーシップ・スタイルをとれば効果的なのか」という実践的な課題に対する指針を与えてくれる行動モデルです。
成長サイクルを通して、実践的なリーダーシップを形成
状況対応リーダーシップ®のベル曲線モデルは、数万人の管理職を対象に行われたリーダー行動テストの統計データをもとにして作成されています。そして現在、世界十数力国のリーダー育成手法として広く活用され、支持されています。
フォロアーがレディネス(自律度)の低い業務を行っている場合には教示的スタイルや説得的スタイルをとり、レディネス(自律度)の高い業務を行っている場合には参加的スタイルや委任的スタイルをとります。このように状況に対応したリーダーシップ・スタイルをとることにより、リーダーとフオロアーの間に成長サイクルを通して、有効なリーダーシップが形成されることになります。
幅広く応用できるリーダーシップが身につく「状況対応リーダーシップ®」
状況対応リーダーシップ®は、理論を学ぶためのプログラムではなく、誰でもリーダーシップを行動化できることを狙いにおいています。したがって、さまざまな局面で幅広く応用できるリーダーシップ実践の原則が学習できます。学習にあたっては、事例ツールをはじめ、行動化ツールやロールプレイングなど多角的に研修技法を活用し、受講後、受講者が職場での適用を自然に行えるように、高い対応力を持った研修システムです。
状況対応リーダーシップ®研修内容のご紹介
研修前
- リーダーシップ・スタイルの360診断(オンライン入力)
- リーダーシップ360診断の採点・分析の総合プロファイル出力
研修当日
- リーダーシップ・スタイルの自己診断
- 状況対応リーダーシップ®の学習
- ビデオ事例、研修ゲームなどを使用。
- 自己診断結果の採点・分析
- 自分のリーダー行動のパターンの傾向を知る。
- リーダーシップ他人診断結果との比較検討
- 自己診断とリーダーシップ他人診断のズレからフィードバックを得る。
- 今後のリーダーシップ・スタイル実行計画を立てる。
- 自己診断とリーダーシップ他人診断のズレによって自分の行動の改善計画を立てることができる。
研修後
- 実行計画に従って行動を改善
- 実際のリーダー行動を相手に合わせて改善。
- 研修後、診断表などのツールを使って定期的なリーダーシップ・スタイルやレディネス診断をおこない、OJTや目標による管理などのシステムにも活用することができる。

- 標準2日間研修 88万円(税込96.8万円)より
- 基礎1日研修 52万円(税込57.2万円)より
きめ細かな各種ツールの活用と企画内容で確実にリーダーシップを育成します。
状況対応リーダーシップ®は、
- 考え方の理解(行動モデルの学習)
- 診断スキルの習得(状況をを診断するスキルを身につける)
- 行動化スキルの習得(有効なリーダー行動を使い分ける)
の3つのステップでスムーズに学べるように設計されています。
「S.L.プログラム」と各種教材
- 指導手引キット●参加者ワークブック見本●USB
- 研修ゲーム「S.Lシミュレータ」●S.Lポケットガイダンス
- 図書(「行動科学の展開」生産性出版刊、他)
- S.Lプログラム
- S.L.テイキングチャージ
- S.L.360フィードバンク分析
- S.L.アプライド
- S.L.カタリスト(コーチ)としてのリーダー
- S.L.パフォーマンス・レディネス
- S.L.診断表
ある企業の状況対応リーダーシップ®(S.L.)研修導入例
社員持ち回りで状況対応リーダーシップ®研修を担当!
社内リーダーシップ・スキル開発になります。
状況対応リーダーシップ®(S.L.)研修の位置づけ
- 係長クラスになった段階(マネジャーに登用される前)で、対人スキルの実践手法としてSL理論を学び業務適用を目指しています。
- SL研修を受ける前に、効果的に協労的行動、指示的行動がとれることを目指して、数年かけて段階的にDiSC研修~モチベーション研修を事前に受講しています。
- SL研修の業務適用のサポートができるよう研修講師は部長クラスが担当しています。
リーダーシップ研修で目指す主な習得スキル
- リーダートレーニング研修:生産性を高める課題解決手法
- モチベーション研修:動機づけ理論の理解と活用
- チームリーダー研修:現場リーダーの取るべき行動
- DiSC研修:自己理解と他者理解
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